堆肥化の工程
堆肥化の工程
施設内での堆肥化の工程として、畜ふん・生ゴミ・水分調整材等はデータの蓄積に基
づく混合比によって混合ピットで調整撹拌され、スクープ式の醗酵槽に投入する。
醗酵槽では毎日機械による撹拌(天地返し)が行われ、約1ヶ月の工程で醗酵槽から堆肥
として搬出される。
醗酵槽の基礎部からエアーを送り醗酵促進の手助けをし、主に高温好気性の微生物に
よって堆肥化が行われています。
醗酵槽から搬出された堆肥は、磁石とふるい機にかけ異物を除去します。
10mm以下の良質なたい肥を堆肥舎にて熟成させます。
全工程で3~4ヶ月以上の熟成期間をへて熟度の高い堆肥を、年間≒1,500t製造してい
ます。
堆肥の販売は、2,500円/tで直接農家に販売しており、その多くを地域の農家(イチ
ゴ・トマトなどの施設園芸、梨などの果樹、露地野菜、米・麦)に利用していただいて
おります。
芳賀町及び市貝町は、ドンカメの有機堆肥を補助対象(50%補助)に認証しています。
芳賀町及び市貝町は堆肥購入農家に50%の補助金を出しているので、町に申請すれば農家の支出は実質1,250円/tであり、堆肥が利活用しやすい環境が整っています。
<堆肥化工程>